たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報その他 その他

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

2013年08月20日

多摩川の由来と現状

多摩川は、山梨県、東京都、神奈川県を流れる多摩川水系の本流で一級河川であり、下流域においては、東京都と神奈川県の県境としての役割も担っている。

堤防は整備されているが、護岸化されていない部分が多く、川辺の野草や野鳥が数多く見られる自然豊かな河川である。

多摩川の堤防道は、絶好のランニングや散歩コースであり、河川敷には、サッカー場や野球場の他、バーベキューを楽しむところがあり、スポーツや憩いの場を提供している。

古代から多摩川は「六玉川」の一つである「調布の玉川」として知られ、多摩川にまつわる和歌が、万葉集をはじめとする勅撰歌集に数多く収録されている。多摩川の名の由来は諸説あり、よくわかっていない。

万葉集の東歌に「多麻河」として登場するが、835年に発せられた官符では、「武蔵国石瀬河」と呼称されている。江戸時代には玉川の名が使われることが多かったため、現在でも玉川の名は地名などに多く残っている。

その多摩川は、別名、「タマゾン川」とも呼ばれ、近年、外来種が数多く発見されている。在来魚としては、アユ、ヤマメ、コイ、ニジマス、フナ、ウグイ、イワナ、ドショウなどが生息し、また、堰に魚道が設けられたことにより、アユの遡上数が急増しているが、観賞魚の放流などで外来種の種類・数共に増加傾向にあるためである。

このため、お魚ポストなどの設置により、無差別放流の防止に努めているが、心無い放流者が後を絶たないようで、飼育者モラルが問われるところである。

リンスの役割と注意点

  


Posted by privresg at 14:10Comments(0)地理